当サロンでは菊芋を栽培しており、毎年たくさんの収穫があります。
一株で2~3㎏もの量を収穫できる菊芋は、大変ありがたい恵みである一方、傷みが早いのが悩みどころ。
常温保存だと1~2日で水分が抜けてふにゃっとなってしまうので、収穫したその日に使い切るか、冷凍保存をしたり保存食に変えたりして長持ちさせています。
この記事では菊芋の保存方法について、当サロンで実際に行っているやり方を紹介します。
菊芋を冷蔵庫で保存する方法
菊芋を保存する手っ取り早い方法は、冷蔵庫で保存することです。
常温では1~2日で傷んでしまう菊芋も、冷蔵庫に入れておけば1週間ほど鮮度を保てる場合があります。
それほど多くない量であれば、冷蔵保存で使い切ってしまいましょう。
菊芋を冷蔵保存する場合は、土を落としたり洗ったりせずに、収穫したままの状態で新聞紙に包みます。
菊芋にとっては土の中が最も良い環境であり、土がついたままの方が傷みにくいからです。


スーパーでの購入品などですでに洗ってある菊芋は、水気をふき取ってから新聞紙で包んでください。
やはり土付きよりも傷むのは早くなってしまいますので、数日中を目安に使い切りましょう。
我が家ではこのように、ビニール袋に密閉して冷蔵庫に入れています。
これで1週間から10日ほどは、収穫直後とほとんど変わらない状態で保存できます。

菊芋を土の中で保存する方法
菊芋を自宅で栽培されている方は、土の中にそのまま埋めておくのが手間もかからずおすすめです。
その日に食べる分だけを掘り起こし、残りを土の中で保存することで菊芋を長く楽しめます。
ただ、菊芋がどこに埋まっているのかわからなくなってしまうので、我が家の場合はいったんすべての菊芋を掘り起こしてから、蓋付きのコンテナの中にまとめて保存しています。
蓋をしていれば日差しも雨も防げるので、畑の片隅に放置していても大丈夫です。


土に埋まっていれば問題ないようで、菊芋をぎゅうぎゅうに詰めても、しっかり土がかぶさっていれば問題ありません。
このコンテナ一つで10kg以上の菊芋がびっしり入っていますが、いつ掘り上げても収穫直後と変わらない状態を保っています。

ただし翌春には菊芋の芽が出てしまうので、この方法で保存できるのはせいぜい4カ月ほどです。
菊芋をもっと長期保存したい場合は、冷凍するか、保存食に変えるか、の2択となります。
菊芋を冷凍保存する方法
菊芋は冷凍することで長期保存できます。
冷凍するとシャキッとした食感は損なわれてしまいますが、炒めたり茹でたりすれば美味しく食べられますので、腐らせてダメにしてしまうぐらいなら冷凍庫で保存しておきましょう。
菊芋を冷凍保存する場合は、出した時にすぐ使える状態にしておくのがおすすめです。
菊芋を洗って丁寧に土を落とし、食べやすい大きさにカットしてから包みましょう。
我が家ではこのように1回で使える量の菊芋をビニール袋に小分けし、保存袋に入れて冷凍保存しています。


使う時は1袋を取り出し、冷凍したままカレーや味噌汁に入れたり、菊芋スープを作ったりして頂いています。
冷凍による保存期間は1か月ほどが目安とされておりますが、我が家ではまったく気にせず、翌年の収穫まで1年かけて消費しています。
冷凍庫内で1年以上経った菊芋を食べても特に問題が起きたことはありませんが、時間が経てば経つほど風味は落ちていくと思いますので、冷凍保存であってもやはり早めに使い切るのが正解でしょう。
菊芋を保存食に加工しよう
菊芋は乾燥させて菊芋チップスにしたり、味噌漬けや醤油漬けにすることでも長期保存できます。
保存食にしてしまえばシャキッとした食感も保てるので、菊芋を大量に入手できたらぜひ作ってみてください。
菊芋チップス


菊芋を薄く切って乾燥させるだけ。
天日干しだと1~2週間、フードドライヤーを使えば10時間ほどで作れます。
そのまま食べても美味しいですし、料理に使うのもおすすめ。
簡単なのでぜひ作ってみてください。
菊芋の味噌漬け


こちらも菊芋を薄く切って、味噌・みりん・粉唐辛子と混ぜるだけ。
菊芋の水分が出るので、塩を足すとより長期で保存できます。
時間が経っても菊芋のシャキッとした食感はそのまま。
ご飯のおかずにもお酒のおつまみにも最高です。
他の具材と炒めたり、味噌汁に戻したりしても美味しいですよ。
菊芋の味噌漬けもぜひ作ってみてください。