寄り道スポット

八所宮(宗像市吉留)|4組8柱の夫婦神をまつるパワースポット

保坂 美佳

宗像市城西ヶ丘のリラクゼーションサロン「ふわかるにこ」です。

当サロンには、福岡市や北九州市など、遠方から通われているお客様もいらっしゃいます。せっかく宗像まで足を運んでくださるなら、寄り道も楽しんでほしい! そんな思いから、宗像周辺の寄り道スポットを紹介しています。

今回ご紹介するのは、宗像市吉留にある「八所宮(はっしょぐう)」です。

八所宮は、かつて宗像大社に次ぐ神社として、赤間地域を中心に広く信仰されてきた古社です。千年以上の自然林と伝わる鎮守の森に包まれた境内は、まさに「パワー!」を感じざるを得ません。澄んだ空気をゆっくり吸い込みたい方におすすめのパワースポットです。

八所宮の基本情報

宗像市吉留の八所宮の拝殿。しめ縄が張られた拝殿の背後を鎮守の森が囲んでいる
鎮守の森を背にした八所宮の拝殿
名称八所宮(はっしょぐう)
住所〒811-4153 福岡県宗像市吉留3186
電話0940-33-4467(八所宮社務所)
アクセスJR鹿児島本線「教育大前駅」から車で約10分(約3.3km)
駐車場境内付近に数台分、参道入口付近に大駐車場あり(無料)

八所宮の由緒

八所宮の御祭神や由緒、御神徳が書かれた由緒記の看板
境内にある八所宮由緒記

八所宮は、天武天皇の時代(673年~686年)に鎮座したと伝わる古い神社です。古くから朝廷や武将の信仰も厚く、筑前国主の小早川隆景や、福岡藩主の黒田家も参拝や奉納をしてきました。

八所宮の由来は「8柱の神さま」

「八所宮」という名前は、4組の夫婦神、あわせて8柱の神さまをおまつりしていることに由来します。お名前はちょっと難しいのですが、こちらの4夫婦神です。

  1. 泥土煮尊(ういじにのみこと)・沙土煮尊(すいじにのみこと)
  2. 大戸道尊(おおとのじのみこと)・大戸辺尊(おおとのべのみこと)
  3. 面足尊(おもだるのみこと)・綾惶根尊(あやかしこねのみこと)
  4. 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冊尊(いざなみのみこと)

イザナギ・イザナミは、ご存じの方も多いかと思います。日本の国を生んだとされる神さまで、天照大神のご両親です。夫婦の神さまが4組もそろっていることから、縁結びや夫婦円満、子宝・安産(子安)のご利益があるとされています。

「赤間」「吉留」の地名の由来

八所宮のある「吉留」、そして宗像の「赤間」という地名は、八所宮の伝説から生まれたといわれています。

神武天皇が東征の途中、この地を通りかかったとき、八所の神さまが武士の姿で、赤い馬に乗って現れたそうです。そして天皇の軍を先導したことから、一帯は「赤馬(あかま)」と呼ばれ、やがて「赤間」になりました。

さらに、神さまが「よき所」としてこの地にとどまったことから、「吉留(よしとめ)」の地名が生まれたといわれています。

「平和示現の宮」と呼ばれる理由

八所宮は、「平和示現の宮」とも呼ばれています。

その由来は、応永5年(1398年)につくられた大きな梵鐘です。当時は、戦や疫病で人々が疲れ果てていた時代。赤馬庄の十一の村の人たちがお金を出し合い、「一日も早く平和な世の中に」という願いを込めて奉納した鐘だと伝えられています。

ところがのちに、この鐘は豊臣秀吉に持ち去られ、安芸の厳島神社に奉納されました。昭和59年(1984年)に、なんと約400年ぶりに里帰りしましたが、平成25年(2013年)に再び厳島神社へ戻っていきました。今は拝殿前に、その写真が掲げられています。

300年以上続く深夜の御神幸祭

毎年10月の第3土曜・日曜は、八所宮の秋季例大祭。見どころは、両日にまたがる深夜に行われる「御神幸祭」です。

夜10時、約200人の行列が八所宮を出発。昔ながらの装いの「大名行列」が町の中を練り歩き、釣川沿いの御旅所まで約3時間かけて往復します。

無病息災と五穀豊穣に感謝する行事として300年以上受け継がれ、宗像市の無形民俗文化財にも指定されています。

八所宮への行き方と境内の見どころ

武丸交差点の鳥居が目印

民家が並ぶ道の入口に立つ、「八所宮」の額が掛かった大きな石の鳥居
武丸交差点に立つ八所宮の鳥居

八所宮への入口の目印は、福岡県道29号直方宗像線の「武丸交差点」に立つ大きな鳥居です。昭和7年(1932年)に建てられたもので、この鳥居をくぐって道なりに進むと、八所宮の参道の入口に着きます。

「縣社八所宮」の鳥居が参道の入口

「縣社八所宮」と刻まれた石柱と、石段の上に立つ八所宮の参道入口の鳥居
「縣社八所宮」の石柱と参道入口の鳥居

石柱に「縣社八所宮」と刻まれた鳥居が、参道の入口です。この鳥居は享和3年(1804年)に建てられたもので、くぐった先には、赤い灯籠が並ぶ石段が続いています。

車ならここで左の坂道へ

「宗像市弓道場入口」の看板が立つ、八所宮の境内へ向かう坂道の分かれ道
車はこの坂道から境内へ

車の場合は、参道の入口の鳥居の左手にある、「宗像市弓道場入口」の看板がある坂道を上ります。上りきると境内の横に数台分の駐車場があり、拝殿まですぐです。

参道の入口付近には大駐車場もあるので、参道から参拝したい方はそちらに停めて、歩いて上りましょう。

歩くなら赤い灯籠の石段と参道へ

木々に囲まれた石段の両側に赤い灯籠が並ぶ、八所宮の参道
赤い灯籠が並ぶ石段
杉などの高い木々の間をまっすぐ延びる、赤い灯籠と奉納石柱が並ぶ八所宮の参道
背の高い木々に囲まれた参道

歩いて行くなら、赤い灯籠が並ぶ石段を上り、背の高い木々に囲まれた参道を進みます。参道には明治時代の鳥居がいくつも立ち、両側には奉納された石柱がずらり。車で境内まで行ける神社ですが、時間があれば、ぜひこの参道を歩いてみてください。

参道の途中にある現人神社

苔むした石の鳥居に「現人神社」の額が掛かり、奥に杉林が広がる八所宮の境内社
苔むした石の鳥居が残る現人神社

参道の途中には、八所宮の境内社「現人神社」があります。神直日神・大直日神をおまつりする八所宮の守護神で、けがれを落とし、災いを除く神さまとして、遠くから参拝に来る人も多いそうです。八所宮にお参りする前に立ち寄るとよいとされています。

車で境内まで行った場合も、参道を少し下れば立ち寄れます。

境内に着いたら手水舎でお清め

瓦屋根の下に大きな自然石の水鉢が置かれた、八所宮の手水舎
境内の手水舎
竹の樋から水が注ぐ、大きな自然石をくりぬいた八所宮の手水鉢
自然石をくりぬいた水鉢

境内に着いたら、まずは手水舎へ。大きな自然石をくりぬいた水鉢が迫力たっぷりです。手水の作法を説明する看板は、地元の城山中学校の2年生がつくったもので、かわいいイラスト付きです。

江戸時代の拝殿と鎮守の森

石灯籠が両脇に立つ石の鳥居越しに見える、八所宮の参道と拝殿
石の鳥居の奥に建つ拝殿

本殿と拝殿は宝永6年(1709年)に建てられたとされ、宗像市の有形文化財に指定されています。

拝殿の背後を囲むのは、県の天然記念物に指定された鎮守の森。高さ約33m、幹回り約5mにもなるイチイガシの巨木をはじめ、福岡県内ではここでしか群落が見つかっていないトキワガキも65本以上茂っています。

帰りにお潮井の砂を

八所宮の境内に置かれたお潮井の砂と、その由来を書いた看板
持ち帰れる「お潮井」の砂

お参りがすんだら、「お潮井」と呼ばれる清めの砂へ。赤間の土が釣川に流れ、玄界灘の荒波でさらに清められた砂だと伝えられています。

地元では、この砂を玄関に置いたり、出かけるときに身にふりかけたりして、災いよけや家内安全を願うそうです。そばには袋も置かれていたので、少しいただいて帰るのもおすすめです。

ふわっとかる~くにこっと寄り道

ふわかるにこから八所宮までは、車で約20分(約7.6km)です。本数は多くありませんが、コミュニティバス(吉武・赤間地区)で向かうこともできます(吉武コミセン下車後、徒歩約11分・約800m)。

ご予約前にご相談いただければ、JR赤間駅またはお近くのバス停まで送迎もできます。お車でお越しでない方も、LINE公式アカウントからお気軽にご相談ください。LINEお友だち限定クーポンも配布しておりますので、ぜひご利用くださいませ。

リラクゼーションサロンふわかるにこへのご来店を、心よりお待ちしております。

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ABOUT ME
保坂 美佳
保坂 美佳
リラクゼーションサロンふわかるにこ 施術者
保健師・看護師として医療の現場で働くなかでネッシンと出会い、2022年に宗像市城西ヶ丘でふわかるにこを開業。日本ネッシン協会認定施術者。お一人おひとりのお話とお体に、じっくり丁寧に向き合ってまいります。
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